CASE

KANSAI PAINT ASIA PACIFIC SDN.BHD.(関西ペイントグループ)様

3.外国籍人材向け研修
関西ペイントグループ
Chief Executive Officer
小谷 宣行様

e-Learningを活用して
ローカルスタッフの基礎知識を底上げする

サマリー
Before
海外現地法人のローカルスタッフは日々の業務に追われ、体系的な研修の実施が難しく、従業員の塗料に対する基礎知識を上げることが課題だった。
After 
塗料の基礎知識向上のためのe-Learningを構築。 漫画で楽しみながら学習をし、WEB上でテストを受けることで着実に知識を増やすことができた。
Q
どのような研修を取り入れられましたか?
(小谷)
塗料の基礎知識を向上させるための、e-Learningを構築しました。漫画で学び、小テストや総合テストをWEB上で受けられるという仕組みです。まずはインドネシアで導入しました。
Q
研修を取り入れられた理由は何でしょうか。
(小谷)
元々、従業員の業界知識が十分でないことが課題でした。その原因は、従業員がその日その日の仕事に追われてしまうため、一堂に集めた研修の実施が難しく、体系的な研修スキームができていないことでした。そこで、エイムソウル社にインターネットによる教育システムを作ってもらうことで、「どこでも」「いつでも」そして楽しみながら学習できる環境を用意しました。
Q
研修の効果はありましたか?
(小谷)
イメージに近いものができています。受講率もTESTの正解率も高く、従業員は楽しみながらも、着実に知識を向上させています。今後、コンテンツをどんどん増やし、マレーシアその他の地域にも広げていこうと思っています。
Q
人材教育にかける思いをお聞かせください。
(小谷)
教育には「お金と時間と手間」を惜しんではいけないと考えています。人は無意識に「安定性」を求めるため一カ所の場所に安住しがちですが、人を成長させるためには、思い切った人材の流動化で組織を活性化させることが必要です。マレーシアは東南アジアの統括会社なので、国を飛び越えた、人材流動化をどんどん仕掛けていこうと思います。

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